「清水の舞台」で有名の清水寺では、春・夏・秋に夜の特別拝観が開催されます。
春の特別拝観では、見事に咲き誇る桜がライトアップされ舞台からは京都の夜景が一望できます。
慶長元(1606)年、豊臣秀吉の菩提を弔うため正室のねねが建立した「高台寺」。 開山時の建物が現存し、紅葉とともに眺められます。特に霊屋の内部に施された蒔絵は有名。
高台寺の塔頭寺院で、通称「ねねの寺」と呼ばれる「圓徳院」。 秀吉の正室、北政所ねねが没するまでの19年間をここで過ごしました。 伏見城の化粧御殿前庭を移した豪快な石組みの北庭や、長谷川等伯による 「山水図襖」が有名。秋の深まりとともに、庭園は紅葉で美しく彩られ、 高台寺と同様、日没後にライトアップされます。
円山公園のほぼ中央に、「祇園の夜桜」として有名な大きなシダレザクラがあります。
桜祭りとしての催事は行われませんが、かがり火も焚かれ、ライトアップも行われ、
夜桜の名所として花見客で賑わいます。
3月下旬〜4月初旬にかけてシダレザクラが開花、続いてソメイヨシノ、ヤマザクラの順に咲き誇ります。
かがり火も焚かれます(日没から10時)「かがり籠」で松の割り木を焚きます。
天明八年(1788年)の大火で御所が炎上した時、後桜町上皇が仮御所として
ご避難されたのが青蓮院です。好文亭は上皇が御学問所としてお使いになった、
由緒正しき建築物です。
期間中は茶室「好文亭」にて正式なお茶のお点前を楽しむことができます。
青蓮院門跡では毎年春と秋に夜間の特別拝観・ライトアップが開催されます。
相阿弥作の池泉回遊式庭園や小堀遠州作の霧島の庭などが、夜の光の中に浮かび上がります。
「白川女による地主桜の献花が行われ、謡曲「田村」「熊野(ゆや)」の奉納、俳句の朗詠などがあります。
縁結びの神様のお祭りです。神職を先頭に稚児、武者、白川女の花使いなどの行列が 清水から三年坂、茶碗坂を神幸します。